2015年05月25日 Monday 更新
先日、静岡の友人から新茶が送られてきました。この友人からは、毎年この時期に新茶が、そして初冬にはみかんが送られてきます。そのお返しに、秋にはこちらから新米を送ります。これが、もうかれこれ40年以上も続いています。“清水交歓”をご存知でしょうか。上越市の中学校に通った、ある年齢以上の方はみなさんおわかりかと思いますが、旧静岡県清水市と旧上越市の中学生同士の交歓会で(むこうでは、上越交歓と呼んでいます)、昭和29年に始まり、50年ほど続いていました。10年ほど前に、広域市町村合併で中止となり、現在は行われていません。毎年冬になると、清水市の交歓生が上越市を訪れ、上越市の交歓生宅にホームステイしながら、学校行事に参加し、また、スキー授業を受けたりします。そして秋には、今度は上越市の交歓生が清水市を訪れ、交歓生宅にホームステイして、学校行事や、ミカン狩りなどを体験します。こうして、気候の異なる両市の中学生が、交歓生を通して、お互いの生活環境を知り、親睦を深めるというものです。静岡の友人とは、その時、お互いホームステイしあった交歓生で、それ以来、家族同士の交流が続き、それぞれ大学に進学して親元を離れても、親同士がやりとりを続けていました。やがて、お互い地元に戻ってきて、また冒頭のようなやりとりが再開しました。会う機会はなかなかありませんが、電話などでお互いの近況を語り合っています。いただいた新茶を飲んで、当時のことを思い出しています。

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