2002年11月04日 Monday 更新
当院の妊婦健診では、毎回超音波(エコー)検査を行い、胎児の発育の具合や、羊水量等をチェックしていますが、妊娠35週以降には、胎児血流計測も行っています。
これは胎児の血液の流れをエコー画面上に色をつけて表示するとともに、血液の流れの速さを計測し、血液の流れがスムーズかどうかをみる検査です。

測る場所は、臍帯(へその緒)の動脈、胎児の脳内の動脈、母体の子宮へむかう動脈(子宮動脈)などがありますが、当院では まず臍帯の動脈をチェックし、これで異常がみられれば他の場所も調べる様にしています。

この検査の目的は、今後 胎児の具合が悪くなる(胎児仮死)可能性があるかどうかを予測することです。胎児の具合が悪い(胎児仮死)かどうかは、胎児心拍監視装置(胎児心拍数を連続して計測し記録する装置)をみて判断するのですが、胎児血流計測では、これを前もって知ることが可能です。ですから、胎児血流計測で異常が出た場合は、すぐに帝王切開等で赤ちゃんを産ませてあげる、という必要はないのですが、胎児心拍監視装置等で注意深く胎児の具合をみていく必要があります。

来年4月までの分娩予約はいっぱいになりました。御了承ください。


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