新型コロナウイルスの感染拡大で、ついに上越市でも感染者が確認されました。もはや他人事ではなくなってきました。新潟県は、国の緊急事態宣言の対象地域ではありませんが、非常時と考えて生活していかなければなりません。当院でも、感染防御策をさらに厳しくし、患者さん以外の来院者をなるべく控えてもらう事、感染拡大地域から移動してきた人の受診は（里帰り分娩の帰省も含めて）、移動後2週間以上の自宅待機ののち、症状がなければ受診していただくこととしました。皆さんやそのご家族、そして我々も含めて接触するすべての人の身の安全を考えて、ぜひご協力ください。
こんな緊迫した毎日ですが、一つ明るい話題がありました。当院では、4月2日に3人の赤ちゃんが生まれましたが、その日2番目の女の子の誕生で、当院開院以来7000人目の赤ちゃんとなりました。開院から18年4カ月となります。現在、上越地域での1年間の出生数は1,500人位ですので、上越の4～5年分の出生数にあたります。少子化が進む中、少しでも出産数が増えるよう貢献できればと思います。