2020年12月07日 Monday 更新
新型コロナウイルスの感染者数が日々増加し、今、第3波に来ているのは間違いありません。感染は大都市部から地方へとじわじわと広がってきています。再度感染防止対策を徹底し、この年末年始を乗り切りましょう。
市内の西城町で産婦人科医院を開業されていた田澤勘助先生が、先日お亡くなりになりました。93歳でした。田澤先生は、長年、上越産婦人科医会のリーダーとして会を引っ張ってこられ、それのみならず、上越医師会副会長、健診センター長も務められ、上越地域の医療に多大な貢献をなされました。私の亡き父と親交があり、私は学生のころから、田澤先生のご活躍を存じていました。私が開業した20年前頃まで分娩を扱っておられ、私が大学病院、上越総合病院に勤務していた頃に、何度か代診としてお手伝いにうかがったことがありました。そして、私が開業する際には、開業医としての心得を教えていただき、また、医療機械、医療器具をいくつか譲っていただきました。いつも悠然と構えておられ、ユーモアを交えたお話が上手で、人間味のある、多くの人から頼られる先生でした。
田澤先生、長い間ありがとうございました。ご冥福をお祈り申し上げます。

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