去る10月16日、当院は開院20周年を迎えました。平成13年10月16日から7305日、この間当院で生まれた赤ちゃんは、7554人となりました。最初の赤ちゃんは二十歳をむかえ、このたびの開院記念日には花を贈っていただきました。
開院してからしばらくは、私は、日々の診療に精一杯で、毎日の外来診療、目の前の分娩、手術の事しか考える余裕はありませんでした。そしてただ漠然と、“20年くらいやれればいいなあ”と思っていました。その後開院10周年を迎えた時、ある程度明確に20年までを目標にして、今日までやってきました。
この20年間で、診療を休まなければならなかったのは一度、7年前の年末年始にインフルエンザに罹った時で、幸い外来は年末年始で休診でしたが、分娩は、当時上越総合病院に勤務していた娘に替わってもらい事なきを得ました。それ以外、病気やケガで診療を休んだことはなく、今はこれまで（精神、肉体両面で）がんばってきた自身の体に感謝しています。また、家族やスタッフなど周りの人たちの協力もあったからこそと思っています。今後は、あと何年とは決めずに、気力、体力が続くうちはやっていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。