2021年08月30日 Monday 更新
新型コロナウイルス感染が広がり始めた昨年春以来、感染予防のため、我々の生活様式も変わってきました。職場では、リモートワークを取り入れる所が多くなり、会議はオンラインが主流となってきました。医療の面でも、オンライン診療が導入されつつあります。また、学会、研究会は、今はほとんどWEB開催です。私はこの医院を開業して以来、お産に備えて待機が必要なため、ふだん市外あるいは県外へ出かけることができません。したがって、学会へは、代診の先生が来てくれる時にしか行けませんでした。しかしWEB開催となり、家にいながらパソコンに向かうだけで学会に参加できるようになりました。それだけでなく、往復の移動にかかる時間が節約でき、また聴き逃した講演を後から聴講することも可能なので、非常にメリットを感じています。その反面、実際の学会場で感じるあの張りつめた緊張感がなく、物足りなさもあります。さらに、実際に学会場に足を運ぶことで、思わぬ先生にお会いできたり、またその土地の美味しい物を食べながら情報交換をするという楽しみは味わえなくなりました。今後コロナ感染が落ち着いてきた時に、学会がどういう方式で行われるようになるのか、注目していきたいと思います。 |