2005年10月24日 Monday 更新
昨年の10月23日、中越地方を中心に、震度7を記録した大地震から丸一年がたちました。当院でも、ちょうど夕食の準備が整った頃に激しい揺れに襲われました。幸いにも直接の被害はありませんでしたが、その後は、入院患者さん及びその付き添いの家族の方も全員がダイニングに集まり、テレビの画面を見つめ、また時折やってくる余震に“もう来ないでくれ”と願いつつ不安な一夜を過ごしました。 “天災は、忘れたころにやってくる。”と言われていますが、この一年間でも、スマトラ島沖の大地震、最近では、パキスタンの大地震、国内でも、東北地方や東京で震度5以上の地震に見舞われました。 もはや地震は、周期的に必ずやってくるものと考えておいた方がよいでしょう。そのために、防災対策をきちんとしておかねばなりません。 当院でも、その後、防災計画の見直し、整備を行い、本年7月には防災のための避難訓練を行いました。また、非常食も常備するようにしました。また、昨年の中越地震の時には、電話回線が混乱し、携帯電話を含め電話がつながらなくなりました。そうすると、スタッフの非常時電話連絡網が使えなくなりますので、こういった場合は、とにかくできる限り、クリニックに集まってもらうことにしました。 あとは、この心構えをいつも持ち続けることが大切でしょう。 |