2006年08月21日 Monday 更新
ここ数日、日中の気温が35℃以上に上昇し、夜もあまり気温が下がらず、寝苦しい日々が続いています。冷房なくしてはいられませんが、クーラーの使用を気にされる妊婦さんもいらっしゃいます。クーラーを使い、室温や湿度を下げること自体は問題はありません。ただ、そこに長時間いて、あまり動かないことがよくありません。ゆっくりでもよく動くことによって、全身の血液循環がよくなり、体の代謝も順調に行われます。また、室内と室外の温度差が大きいと体の温度調節がうまくいかなくなります。室内温度はあまり下げすぎずに26~28℃くらいに設定してください。 それから、この時期、気分を悪くしたり立ちくらみをおこして貧血ではないかと心配される妊婦さんもいらっしゃいます。これは真の貧血ではなく、急におきあがったり、急に涼しい所から暑い所に出たりした時におこることが多く、急な環境の変化に体が十分対応できないためにおこります。 特にふだんから血圧の低めの方、水分摂取の少ない方におこりがちです。環境温度にあわせて 着ている物を調整したり、体を動かす時はあわてず、あせらず行動し、また まめに水分を摂取するようにして予防してください。 |