2015年12月07日 Monday 更新
ここのところ世界各地で頻発するテロ、その報道に接するたびに、胸が痛く、いたたまれない気持ちになります。先日も、パリで同時多発テロが起き、100人以上もの方が亡くなられました。現在引き起こされているテロのほとんどは、イスラム国(IS)が関与しており、各国は、イスラム国の軍事施設を中心に空爆を行い、また、自国へのテロリストの侵入を防いだり、国内でのテロリストと疑わしき人物の動きをマークしたり、といった対策を行っています。
日本でも、国外からのテロリストの侵入を防ぐ水際作戦を主に行っていますが、かつてのオウム事件のように、国内で、日本人によるテロが起こる可能性もあります。20年前の、1995年3月20日、オウム真理教による地下鉄サリン事件の日、私は、アメリカでの学会に参加するために、前夜東京に宿泊し、その日、事件の起こった時間帯には、都内からJRで成田空港に向かっているところでした。成田空港に着いてニュースで事件を知ったのですが、JRに乗っていたため、難をのがれました。
とにかく、テロは、いつ自分自身にふりかかってくるかわからず、防ぎようがないのですが、できる事といえば、海外に出かける際は、その国のテロ関連情報を十分に収集し、渡航先では、不必要な外出を控え、場合によっては、渡航自体をやめるという決断も必要かと思います。

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