今日、11月23日は勤労感謝の日です。この日は元来、農業国家の日本が、秋にとれた収穫物に感謝する、国家行事としての新嘗祭の日で、戦後、名前を変えて、国民の祝日となったものです。そして、偶然にも、アメリカで、ちょうどこの時期に、日本と同じように、秋の収穫を神に感謝するThanksgiving dayというHoridayがあります。Thanksgiving dayは、11月の第4木曜日の1日だけですが、この日から週末の日曜日まで、遠く離れて暮らしている家族や親戚が集まって、いっしょに休日を過ごします。そこで催される食事会では、たいてい七面鳥が出されます。私がアメリカに留学していた頃、近所の日本人家族が集まって、現地の人たちと同じように七面鳥を調理して食べてみましたが、そうおいしいものではありませんでした。そして、アメリカでは、このThanksgiving dayからクリスマスまでの年末の1か月間は、人々はお祭りムードになります。子供たちへのクリスマスプレゼントを買うために、日本でもおなじみのトイザらス（TOYSRUS）などは、この期間、いつも混んでいて、大盛況です。また、一軒家に住んでいる人は、道路に面した前庭にクリスマスのイルミネーションを飾り付け、そこを通る人の目を楽しませてくれます。
そんな事を思い出しながら、今日この休日を過ごしています。