2015年02月02日 Monday 更新
月2回、上越市内の各世帯に配布される「広報上越」をご存知ですか。その最終ページには、毎回上越市の人口が記載されていますが、最近これが気になります。10年前、平成の大合併で、現在の上越市の人口は約21万人でスタートを切りましたが、近年はほぼ1年で千人程の減少を続け、現在20万300人あまりで、年内に20万人を切ることがほぼ確実です。わが国は数年前から、死亡数が出生数を上回るようになり、ある程度の人口の自然減少は仕方ないのですが、上越市の年齢別人口構成をみると、全国平均に比べ、20~40歳代が低く、60歳以上が高いことから、今後さらに若者の割合が減り、上越市全体の活性化が失われることに危機感を覚えます。上越市は、私にとっては、日本の中でも非常に住みやすい、いろんな面で環境に恵まれた地域だと感じられます。自然環境の面では、台風など風雨による被害が少なく、冬に雪が降りますが、除雪がしっかりしていて、少々の雪では交通がマヒしてしまうことはありません。市内には多くの観光スポットがあり、また、教育都市といわれるように教育施設も整っています。海、山が近く、マリンスポーツ、ウィンタースポーツなどあらゆるスポーツができる環境にもあります。交通面では、2本の高速道路が通り、また、まもなく北陸新幹線が開業することにより、関東、関西の大都市圏とのアクセスがさらによくなります。こういった上越市のすばらしさを、もっと全国にアピールし、企業が誘致されたり、若い世代が移り住んで、上越市がさらに活性化されることを期待したいと思います。


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