2005年11月21日 Monday 更新
生まれた赤ちゃんの具合が悪かったり、あるいは体重が少なかったりして、小児科の先生のお世話にならなければならない場合は、多くの場合、県立中央病院の小児科にお願いしています。そこには、上越地区唯一のNICU(新生児特定集中治療室)があり、上越地区で、治療が必要な新生児は、ほとんどがここで面倒をみてもらっています。また、妊娠中に、胎児の異常がわかったり、あるいは早産になりそうで、生まれた赤ちゃんが、すぐ小児科の先生にみてもらわなければならない時は、県立中央病院で、小児科の先生に立ち会ってもらってお産をしていただき、やはりNICUでお世話になっています。このように、上越地区の周産期医療にとって、県立中央病院のNICUは、なくてはならない施設ですが、最近は、満床が続き、大変きびしい状況になっています。そこでこのたび、NICUが増床されることになり、今月末から来年一月末までの二ヶ月間工事が行われることになりました。完成すれば、これまで以上にこの上越地区で安心してお産ができるようになります。ただ、工事期間中に、もし赤ちゃんの具合が悪くなったり、または早産したりしてNICUのお世話にならなければならなくなった場合は、長岡市や新潟市のNICUのある病院で治療を受けることになるかもしれません。ご不便を感じさせてしまうかもしれませんが、ご協力よろしくお願いいたします。

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