2008年09月08日 Monday 更新
先日、福田総理が、突然辞任を表明し、ああまたか・・と思う中、連日、自民党総裁選挙に関する報道が続いています。そして、総裁選挙のあとには、衆院解散総選挙ということになりそうです。海の向こうのアメリカでも、来年の大統領選挙を控え、選挙戦の真っ只中です。選挙で盛り上がるのは、政治に関心が向けられるので良いのですが、その間に、政治の空白期間ができて、決めるべきことが決められなくては困ります。

お産をめぐる諸問題に対して、最近ようやく国が動き出し、改善のきざしがみられてきました。産科医、小児科医不足に対する増員政策、周産期医療を担う施設の地域ごとのネットワークシステムの確立と充実。また、妊婦さんに対しては、妊婦健診や分娩費用の援助、そして、来年1月より始まる、産科医療補償制度の確立(この制度については、近いうちにあらためて説明いたします。)などなど。

今後の選挙では、ぜひこういった周産期医療の現状に精通し、その改革を進めていってくれる人が選ばれてほしいものです。

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