2007年02月26日 Monday 更新
2006年に生まれた赤ちゃんの数が、前年より約3万2000人増えて、112万2278人となったことが、厚生労働省より発表されました。これにより、2005年に過去最低の1,26となった合計特殊出生率(1人の女性が、生涯に産む子供の数の推定値)も、1,3台に回復する見込みとのことです。そして、2005年には、年間を通しての出生数よりも死亡数が上回り、はじめて人口の自然減少となりましたが、2006年は、再び逆転し、2万6885人の自然増加となりました。
ただし、この出生数の増加は、一時的なもので、今後また、出生数は減少していくとの見通しだそうです。
これからの日本は、出生数の減少、そして人口の減少は避けられませんが、今後ますます増えていく高齢者を支えていける社会を維持するためには、若年層の急激な減少は避けなければなりません。そのためには、一時的であれ、出生数の増加は喜ばしいことであり、我々もより強い使命感をもって、今後もがんばっていきたいと思います。

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