2002年06月03日 Monday 更新
先天性難聴は早期に発見し 早期に訓練、指導を行うことによって、良好な言語発達が得られることがわかっていましたが、従来の聴覚検査は長時間を要するため、新生児に行うことは 非常に困難でした。
最近、新生児が眠っている1~2分の間に検査が行える装置 AABR(自動聴性脳幹反応検査装置)が開発され、今後は 先天性代謝異常検査と同様に、全新生児にスクリーニング検査が行われる予定です。
当院では、これに先がけて、検査装置を購入いたしました。今後当院で生まれた新生児にこの検査を行っていく予定です。
先天性の難聴は出生1000人に対し、1~2人におこるといわれていますが、この検査では「正常」あるいは「再検査が必要」とだけ判定されます。そして「再検査が必要」は 1000人に5人くらいと予想されます。
「再検査が必要」とされた場合は、近くの総合病院の耳鼻科で精密検査を受けていただくことになります。検査は今のところ、希望制で費用は1人7000円くらいかかる予定です。


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