今年は、1614年に松平忠輝公が高田城に入城してからちょうど400年目にあたり、高田開府400年を記念するイベントが、今週末を中心に催されています。
この地は、高田城ができる以前から、春日山城、福島城の城下町として栄えてきました。城下町というのは、もちろん戦(いくさ)の時には、敵が攻め入りにくく、守りやすいという地形的条件が必要ですが、長く城下町として栄えていくには、自然環境、交通の便などにおいて、人々が暮らしやすい地域であることが必要かと思われます。ここ上越地域は、雪の多い豪雪地帯として、住みにくい所と思われがちですが、はたしてそうでしょうか。豪雪といっても、積雪がせいぜい1mを越えるくらいで、除雪も手慣れているため、さほど交通の便に支障をきたしません。台風や、豪雨による風水害は非常に少なく、年間を通してみると、自然の猛威から受ける被害は、全国的にみても少ないのではないかと思われます。そして、自然環境に恵まれ、人口もほどほどで、私にとっては、とても住み心地の良い土地であり、それが、城下町として長い間栄えてきたゆえんではないかと勝手に考えています。
今年の上半期が終了し、後半のスタートを切りました。当院の上半期の診療状況は、分娩が182件(月平均30件)と昨年並み、外来患者数は1日平均41人と昨年より数名の減少でした。
サッカーW杯もいよいよ大詰めです。