2016年07月18日 Monday 更新
大学生の頃、スキー部に入っていて、7月~8月初めのこの時期には、夏スキーを楽しんでいました。場所は、山形県の月山、富山県の立山、長野県の乗鞍岳です。同じ年に3か所すべてに行って滑ったこともありました。
スキーを滑るといっても、残雪の固くなった雪渓の上を滑るので、バーンは荒れていて滑りにくく、リフトなどもちろんありません。15~20分位かけて雪の斜面をスキーをかついで登り、数十秒であっという間に滑り降りる、この繰り返しです。なにしろ標高が高い(乗鞍岳では標高2400mくらい)ので、空気がうすく、酸素が少なく、登っていてもすぐに息が切れます。それでも、1日十数本はすべりました。トレーニング自体はきついのですが、下界の梅雨のうっとうしさ、そして梅雨明け後の猛烈な暑さをのがれて、涼しく、景色のいい所で過ごすのは快適でした。また、雪渓の脇の小川を流れる水は、山頂付近からの雪解け水で非常に冷たく、1本滑り終わるたびにひと口飲んで喉をうるおすのは最高でした。できれば、もう一度あの体験をしてみたいものです。
とはいっても、現実的には難しいので、今日(7月16日)はクリニックの納涼会で喉をうるおします。


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