2017年01月30日 Monday 更新
スキーは赤倉に行くことが多いのですが、以前、この院内ニュースで、赤倉では外国人(特にオーストラリア人)スキーヤーが多いと書きましたが、今年はさらに増えた気がします。そう思っていた矢先、先日、NHKテレビで、最近、赤倉温泉街で外国人の経営するホテル、旅館が増えているという内容の番組がありました。主に、使われなくなった旅館などを外国人向けにリフォームして、外国人が経営し、宿泊客も外国人がほとんどで、現在十数件あるとのことです。スキーシーズンのピークにあたるこの時期にはほぼ満室で、地域の経済、地域の活性化にとって、とても喜ばしいことですが、いくつか問題点も出てきているようです。それは、深夜の騒音、ゴミ出しや車の駐車の問題ということです。おそらく、広大な土地に住む彼らの母国では、問題にならなかった事だと思います。現在、赤倉地区では、彼らに日本の状況を理解してもらうようコミュニケーションを深め、そのうえでルール作りを進めていく現状が紹介されていました。
日本は今、積極的にインバウンドを受け入れようとしていますが、それによって、日本に興味を持ち、日本に居住してくれる外国人が増えれば、現在、日本のかかえている問題(人口減少、高齢化、農村の過疎化、シャッター商店街など)に対しての、ひとつの解決策になるかと思います。そんな中で、この赤倉地区での取り組みは、大いに参考となるのではないでしょうか。

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