平地の雪もすっかり消え、すっかり初春の景色となりました。スキー場には、まだ十分な雪がありますが、この陽気が続けば、シーズン終了も早まりそうです。私は、今週末(3月9日)キューピットバレイスキー場で行われるレルヒカップスキー競技会に出て、今シーズンの終了となります。
国際的なスキー競技では、先月、アルペンスキーの世界選手権が行われ、今は、ノルディックスキー世界選手権の最中で、時間がある時はテレビ(BS放送)で観戦しています。スキー競技は、冬の屋外競技ということで、勝敗が自然条件に左右されることがあります。特にジャンプ競技は、風の影響を強く受けます。が、これをものともしない、卓越した技術と精神力で、今シーズン勝ち続けているのが、日本の小林陵侑選手です。今回の世界選手権では残念な結果でしたが、まだ22歳と若いですし、同じチームにレジェンドの葛西選手という、これ以上ないお手本がいます。今後、数々の記録を打ち立ててくれるのではないでしょうか。
ところで、アルペン、ノルディックを問わず、スキーのトップクラスの選手たちは、自然条件が自分に不利に働いて敗れても、決してこれを言い訳にせず、結果をしっかり受け止めて、次に生かしていく姿勢がみられます。だからこそ、トップクラスを維持できるのでしょが、われわれがふだん社会の中で生きていく上でも、参考になり、こうありたいと思います。