今年は、梅雨の期間が短く、梅雨明けが早かったため、長い夏でしたが、暑かったのか、涼しかったのかよくわからないまま終わってしまいました。9月も半ばとなり、スポーツの秋らしく、運動に適した気候となりました。コロナ禍で、家にこもることが多くなりましたが、機会があれば外に出て、ソーシャルディスタンスを保ちながら、スポーツで体を動かし、ストレスを発散させましょう。
オリンピックに引き続いて行われたパラリンピックが終了しました。パラリンピックに参加する選手たちのトレーニング方法は、なかなか教科書通りというわけにはいかないと推測されます。そんな中で、試行錯誤を重ねて、体の動かせる部位をフルに使い、使える感覚をフルに使って、100%の力を出し切ってパフォーマンスしていることが競技を見ていてよくわかり、それが感動を与えてくれるのだと思います。競技は、同じ種目でも障害の部位や程度のよって細かくクラス分けされていますが、それでも同じクラス内でも障害の差があり、これを同じ土俵で競って順位を決められるものなのか、少し疑問に思うところもありました。ただ、クラス分けをさらに細分化すると、同一種目でのメダルの数がさらに多くなり、メダルの価値が下がるという問題も生じます。国際パラリンピック委員会内で、この点について検討されているようですが、より良い方式が見つかることを期待しています。