私は大学時代スキー部に所属し、競技スキーをしていました。と言っても医学生だけのクラブで、大会も医学生のみの競技会でインカレほどレベルの高いものではありません。先週末、私の出身大学のスキー部のOB戦(大回転のタイムレース)が行われ、参加しました。新型コロナ感染が少し落ち着いた時期ですが、今後またいつ開催できるかわからないということで、多くのOBが参加しました。数十年ぶりにお会いする先輩も何人か居り、最初お顔を拝見しただけでは、どなたかわかりませんでしたが、話を始めると声は変わっておらず、すぐに思い出すことができました。そして、スキーの滑りの特徴は昔そのままでした。私より年上の先輩OBが8人参加しましたが、その多くの先生方とは在学中に一緒に合宿をし寝食を共にした経験があり、40数年前にタイムスリップしたようなひとときでした。タイムレースは2本滑りましたが、私は大きなミスもなく完走しました。他の先輩OBの先生方も果敢にポールに挑みゴールする姿を拝見して、普段から自身の健康に留意し、体力の維持に努めておられることが窺い知れ、大いに刺激になりました。帰りの時間の都合で表彰式には出られず、レースの結果は未だ知らされていませんが、自分の滑りには満足し、楽しい一日でした。