2023年09月04日 Monday 更新
コロナ禍においては、学会、研究会、講習会など人が密に集まる会合は開くことができず、かわりにWEB開催が主流となりました。WEB開催は、自宅でパソコンに向かうだけで参加でき、会場への往復にかかる時間も節約でき、多くのメリットがありました。今年5月から、新型コロナウイルス感染症の分類が2類から5類に引き下げられ、ここにきて、学会等は従来の現地開催に戻りつつあります。
新生児蘇生法(NCPR)講習会は、出生直後の仮死状態の赤ちゃんを救うために、必要な知識を学び、蘇生の手技を習得する大切な場です。われわれ分娩を取り扱う施設の医療従事者は、この講習会を定期的に受講し、新しい知識を得たり、蘇生手技の確認をしてきましたが、コロナ禍では、講習会は開催されず、e-ラーニングでパソコンを通して見て学ぶだけでした。ようやく8月19日に、久しぶりの講習会を、当院で、県立中央病院の小児科倉辻先生に講師として来ていただき開催できました。やはり実際に起きうるケースを想定しての実地練習は、ここでしかできないもので、講習会の重要性を再認識しました。
当院では、8月には、他に、医療ガスの安全管理についての講習会や、月経困難症に対するホルモン療法の勉強会などを企画開催し、自己研鑽を積むための1か月となりました。

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