11月23、24日 今年最後の連休 こちらはあいにくの天気でした。せっかく代診の先生が来てくれているのに、家の中にいてもしょうがないと思い、急遽、富士山を見に行くことにしました。車で上信越道を南に向かって走り出すと、長野県に入ったところでもう天気が良くなりました。3時間半ほどで、富士五湖の一つ精進湖に到着し、すぐに湖越しに、富士山の全景を見ることができました。真っ青な空を背景に、澄んだ空気の中、まだまばらですが中腹まで冠雪したその雄姿を、眺めるというより見上げるという感じでしばし見入っていました。ふだん我々が映像で見る富士山は、静岡県側から眺めた光景が多く、すそ野が広く横に長い印象ですが、山梨県側からは、すそ野が見えないため、森の中から急峻に立ち上がった感じで、宝永山も見えず、あまり見ることのない新鮮な感覚でした。江戸時代の絵師、葛飾北斎が描いた“富嶽三十六景”の甲州側からの富士山が思い浮かびました。その後、精進湖を歩いて一周しながら、所々で富士山を眺め、本栖湖にも立ち寄って帰路につきました。
翌24日は、戸隠神社に行って、小雪の舞う中、3時間半かけて五社めぐり(奥社、中社、宝光社、火之御子社、九頭龍社の五社すべてを参拝する)を完歩しました。途中で食べた戸隠そば(新そば)はまた格別でした。
充実した2日間でした。