バンクーバー五輪が開幕し、早くも後半に入りました。連日、日本人選手への応援に熱が入りますが、競技時間帯が、日本時間で早朝から午前中なので、朝型の私にとっては好都合です。
ここまで(2月21日現在)、日本人選手は、スピードスケート男子500mとフィギュアスケート男子で計3個のメダルを獲得しました。これからも、フィギュアスケート女子や、ジャンプ、ノルディック複合団体などでメダルが期待されます。
ところで、以前は、オリンピックという大舞台で、その雰囲気にのまれたり、国民の期待という重圧で、信じられないミスなどをして、実力を出し切れない選手が目につきましたが、今回のオリンピックを見ていると、メダルをとった選手はもちろん、メダルに届かなかった選手も、十分実力を出し切って戦っているようで、とても見応えがあります。これはおそらく、技術的なトレーニングの進歩に加え、メンタルトレーニングも充実してきたのと、本番に、体調をピークにもっていくための、栄養管理を含めた生活管理を、専門家を含めたチームとして行っているためではないかと思われます。そして、こういったことが、さらに選手寿命を長くし、30歳台になっても、十分世界で戦い続けることを可能にしているのでしょう。そんなことを考えながら、楽しく観戦しています。