2006年05月22日 Monday 更新
ワールドカップサッカードイツ大会開幕まであと2週間あまりとなりました。日本代表メンバーの決定だけで日本中がこれだけ盛り上がるのですから、本番は前回の日韓大会と同じくらい湧き上がるでしょう。
さて、日本のサッカーは、1968年のメキシコ五輪での銅メダル以来長く低迷していましたが、1993年にJリーグが発足してから実力、人気ともに予想以上に発展してきました。W杯出場は、1998年フランス大会の初出場から3大会連続で、前回の地元開催ではベスト16進出、そして、FIFA国際ランキングでも現在世界の20位以内に入っています。日本の特長は、スピードと組織的なプレーで、その持ち味を生かしてここまで上がってきましたが、世界のトップクラスになるためには、やはりブラジル並みに個人個人のテクニックを高め、個人の力ででも試合の流れを変えることができなければなりません。そのために、Jリーグは、サッカー人口の底辺の拡大や、ジュニアの育成に努めていますが、そう遠くない将来にこれらがきっと実を結んでくれるでしょう。それでも、現在の日本代表のメンバーが実力を出し切れば、十分上位を狙っていけるはずですから、これから一ヶ月間しっかり応援していきましょう。


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