2003年11月24日 Monday 更新
水曜夜のテレビ番組、“トリビアの泉”が人気を呼び、今や「へぇ~」が今年の流行語大賞になりそうな勢いです。今回は、お産に関連した“トリビアの泉”的な習俗、言い伝えをあげてみました。ただし、これらは 現在では医学的な根拠は全く認められていません。「へぇ~」と思いながら 読み流してください。
≪腹帯≫ 現在でも安産祈願のために、5ヶ月のイヌの日に着帯を行いますが、昔は 腹帯をきつくしめることによって、胎児が大きくなるのを防ぎ、また 子宮底が上昇するのをおさえて、お産が短時間ですむのを期待していたとのことです。
≪妊娠中の食事≫ 「兎の肉を食べると兎唇の子が生まれる」「イカやタコを食べると骨のない子が生まれる」「柿、小豆、カボチャ、コンニャクを食べると流産する」といった否定的なものから、「トロロを食べると赤ちゃんがするりと生まれる」「産後2~3週間はおかゆを食べる」「母乳をよく出すために鯉や鯛の味噌汁をのむ」等々、食事にまつわる伝承は数多くあります。
≪胎盤の処理≫ 昔は、胎盤は 自宅の敷地内や墓地に埋めたり、川に流していたそうですが、胎盤を埋めた地面の上を最初に通った生き物が、その子の終生の苦手となる、といったおもしろい言い伝えがあります。
≪性別≫ 今ではエコーでほぼ100%性別がわかりますが、「甘いものを好めば女」「酢を好めば」「お腹がとがってつき出ていれば男」等の言い伝えがあり、今でもエコーで性別を(例えば男の子と)伝えると、「でもおばあちゃんからは女の子といわれましたが」などという場面もたまにあります。

PAGE TOP ↑