新年度がスタートしました。今年は、4月1日が月曜日で、気持ちの切り替えがやりやすい暦となりました。この4月1日独特の緊張感を大切に、一年間やっていきましょう。
今年の桜の開花は平年並みとの予想です。開花に合わせるように、4月5日から高田公園の観桜会が始まります。13日(土)、14日(日)の週末あたりが、ちょうど満開で見頃でしょうか。
さる3月23日に、当院において、新潟大学の小児科の先生を講師にお招きして、新生児蘇生法の講習会を開催し、当院スタッフ12人が受講しました。お産は感動的である反面、予測不能なことが起きる面も持ち合わせています。当然、赤ちゃんが仮死状態で生まれることもあり、そういった場合、ただちに救急処置(蘇生)を開始する必要があります。そのためには、分娩にかかわるすべての医師、助産師、看護師が、標準的な新生児蘇生法の理論と技術を身につけておくことが重要です。わが国では、“すべての周産期医療関係者が標準的な新生児救急蘇生法を体得して、すべての分娩に新生児の蘇生を開始することのできる要員が専任で立ち会うことのできる体制を実現する”ことを目標として新生児蘇生法普及事業が行われており、全国各地でそのための講習会が開かれています。当院でも、看護スタッフ全員が講習会を修了し、妊婦の皆さんにより安心してお産をしていただける体制にしたいと思います。