9月1日は防災の日です。ちょうど90年前のこの日、関東大震災が発生し、10万人もの人々が犠牲になりました。そして、これを教訓に、防災意識を高めるため、防災の日が制定され、防災訓練などが行われてきました。今は、震災といえば、2年半前に起きた東日本大震災の記憶が、まだ生々しく、復興もまだ途上にあります。現在、地震に対する防災対策としては、東日本大震災の時に、多くの犠牲者を出す原因となった津波に対する対策、そして、未だ原発事故処理がうまくコントロールできていない状況から、原子力発電所の安全対策が中心になっています。ただ、関東大震災では、震災時に発生した火災によって多くの命が失われました。その事をもう一度思い出し、過去の大地震一つ一つをもう一度検証し、偏りのない防災が必要だと思われます。
9月に入り、朝方は大分涼しくなってきました。日の出は日に日に遅く、日の入りは日に日に早くなってくるのが実感できます。今年の夏も猛暑だったといわれながらも、ここ上越では、猛暑日は2日、熱帯夜も2日のみで平年並みの暑さでした。10月13日に行われる新潟シティマラソンに出て、フルマラソンを走る予定ですが、残り一か月余りとなり、ようやく走りやすい気候となってきました。去年は残暑がきびしく、9月中旬まで暑い日が続きましたが、今年はそうでないことを願っています。