2015年04月13日 Monday 更新
高田公園の桜は、4月2日に開花宣言が出され、4月9日に満開となりました。この間、冬に逆戻りしたような寒さでしたが、その後、気温も平年並みに戻り、この週末はちょうど見ごろで、多くの方がお出かけになったかと思います。
日本では、この時期、桜の花見が国民的行事となっていますが、花見ができるのは、何も日本だけではありません。私は、20数年前アメリカに留学していて、首都ワシントンD.C.近郊に住んでいましたが、ワシントンD.C.のポトマック川沿いでは、この時期、戦前に日本から贈られた3000本あまりの桜が咲きほこり、多くの人々が訪れます。また、この期間は桜祭りが開かれ、近くの建物内の大ホールでは多くのアトラクションが催されます。ポトマックの桜は、日本でも有名ですが、ここ以外にも、ワシントンD.C.郊外に桜の名所があります。それはケンウッドという住宅街で、道路沿いや住宅の敷地内などいたる所に桜が植えられていて、満開になると、街全体が桜につつまれます。ここには、露店などなく、シートを広げて食べたり飲んだりする人もおらず、訪れる人は、静寂な住宅街の中、桜の舞い散る小道を、思い思いに散策し楽しみます。日本のように、桜の樹の下、お弁当をつまんで花見酒もいいですが、純粋に、桜を見ながら、静かに歩くのもいいものです。私は、最近、高田公園では、賑やかな三重櫓周辺を避け、野球場南側の外堀の回りを歩いています。

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