ラグビーのワールドカップが面白くなってきました。日本は、1次リーグで3連勝し、目標の決勝トーナメント進出(ベスト8)へ、あとスコットランド戦を残すのみとなりました。先週末は、優勝候補のアイルランドを破り、前回大会の南アフリカ共和国戦の勝利に引き続き、ジャイアントキリング(大番狂わせ)と報ぜられました。ラグビーは、同じ球技で競技人口の多いサッカーとよく比較されますが、サッカーでの番狂わせは、強いチームを相手に、力の劣るチームが全員引いて守り点を与えず、カウンターからの数少ないチャンスをものにして勝利するという形でたびたび見られます。しかし、ラグビーでは、番狂わせが起きたといえども、その試合を見れば、力の劣るとみられていたチームの方が優勢に試合を進め、勝つべくして勝っている場合がほとんどで、劣勢でも運よく勝ったというのはほとんどないのではないでしょうか。日本のアイルランド戦での勝利も、日本が実力をつけてきて勝つべくして勝ったと見ていいと思います。次のスコットランド戦にも勝って勢いをつけ、ベスト8といわず、もっと上位を目指してほしいと思います。
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