2021年01月18日 Monday 更新
先週の記録的な大雪で、皆さんさぞお疲れのことと思います。私は、旧高田市の大手町で生まれ育ったので、数十年前には、今回と同程度の大雪は何回か経験してきました。昭和50年頃、私が高校生の時は、学校は休校となり、歩いて行ける者は、登校して校舎の屋根の雪下ろしをしました。昭和60年頃、大学を卒業して働き始めた時期、新潟市から、高速バスで帰省しましたが、高田の市街地に入れず、雪の山となった道を歩いて帰宅しました。しかし、温暖化の進んだ今、こういった経験をするとは思いませんでした。降りの激しかった先週末(9~11日)の3日間、当院では、分娩が6件あり、緊急帝王切開もありましたが、皆さん無事当院に到着し、出産を終えました。降雪はおさまりましたが、まだ道路の状況は改善していません。当院にお越しの際は、気をつけて来てください。
昨年末の12月30日、上越市在住の画家、村山陽先生がお亡くなりになりました。89歳でした。先生は、画家としての活動のほかに、高校の美術教師もされていて、私が高校3年の時の担任でした。つい数年前までは、同級会にも毎回顔を出され、お元気かと思っていましたので、大変驚きました。当院の正面玄関を入ったところにある“赤ちゃんを抱いた婦人像”、診察室の“妙高山”は、いづれも先生の作品で、これらを毎日見ていられる限り、先生は、私の心の中に生き続けています。
ご冥福をお祈り申し上げます。

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