2024年01月08日 Monday 更新
元日の午後4時10分。その時、私は家族3人で春日山神社に初詣に行き、参拝の順番を待って境内で並んでいました。そしてそこであの地震に出くわしました。最初は時々経験する震度3程度の揺れかと思っていましたが、なかなか収まらず、むしろだんだん強くなって、立っていられなくなりました。すぐにクリニックに電話を入れ、急いで戻りました。途中、通行止めだったはずの春日山へ向かう道路にどんどん車が入って来るので、交通整理係の人に聞くと、津波警報が出て、高台へ避難しているとの事、これはただ事ではないと思いました。クリニックに着くと、入院患者さんは全員ダイニングに集まっていて無事が確認でき、その後院内を廻って、建物や設備に大きな損傷がないことがわかり、ひとまずほっとしました。そして、散乱した物品を片付け、とにかく通常の診療ができる状態にしました。翌日、翌々日は赤倉へスキーに行く予定でしたが中止し、再び春日山神社へ行き、元日に出来なかった初詣をすませました。今年の災いは、これが最初で最後であってほしいものです。
昨年1年間の当院の分娩数は326件(1昨年比-20件)、外来患者数は1日平均42人(1昨年比+3人)、開院以来当院で生まれた赤ちゃんは合計8293人となりました。
本年もよろしくお願いいたします。

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