9月6日未明、北海道で震度7の大地震が起きました。多くの犠牲者がでて、また、電力供給をはじめとしたライフラインがマヒしてしまい、自然災害の脅威になすすべのない人間の無力さを痛感させられました。近年、日本列島は、2～3年に1回くらいの割合で大きな地震にみまわれていますが、いづれも、それ程危険度の高い地域に起きているわけではありません。すなわち、我々は、いつ、どこにいても、地震を想定して過ごしていかなければならないということで、これが日本人としての宿命と再認識させられました。
関東地方で風疹が流行し始め、全国各地への広がりが懸念されています。妊婦さんが妊娠初期（妊娠20週未満）に風疹にかかると、胎児に影響を与える（先天性風疹症候群）可能性があります。通常、妊婦さんは、最初の妊婦健診の時に、血液検査を行い、風疹抗体を調べますが、抗体の値は、8倍未満、8倍、16倍、32倍、・・・と表わされます。そして、16倍以下だと、風疹にかかる可能性があります。今のところ、新潟県では、流行のきざしはありませんが、今後も、風疹流行の情報を注視し、また、関東方面に出かける際は、なるべく人ごみを避けるようにしてください。