2022年08月22日 Monday 更新
新型コロナウイルス感染の第7波の勢いがおさまりません。当院にかかっている妊婦さんでも相当数が感染しています。新型コロナウイルスに感染した妊婦さんの分娩はこれまで高次医療機関(上越地区では県立中央病院)が対応してきましたが、感染の急拡大による病床のひっ迫から、受け入れが困難になってきました。このような状況から、今後は分娩を取り扱っている医療機関すべてで感染した妊婦さんを可能な限り受け入れるよう、新潟県産婦人科学会、医会から通達がありました。
当院でもすでに、濃厚接触者の分娩1例(産後入院中にコロナ陽性となる)、感染者の分娩1例がありましたが、十分な感染対策をとっての分娩は非常に大変で、ふだんの診療にも影響がでます。また、他の患者さんや当院のスタッフにも感染の危険が髙まり、精神的にも負担がかかります。上記2例はいずれも同居する家族からの感染でしたので、妊婦さんのみならず、同居する家族の方も十分な感染対策をとっていただき、こういった状況を理解した上での行動をお願いしたいと思います。

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